ミユズだいありー

"書く"ことで自分を表現する

【就活編】新卒で入社した会社を10ヶ月で辞めた話。

 

あーもう大学3回生か〜、、

 

就活しやんななあ〜

 

と思いつつも、

大学3回生の夏になっても長期インターンなどには行かず、適当に説明会や半日インターンに参加して、それでも当時の私は就活をした気になっていました。

 

そして、情報解禁になり、

本格的に就活を始めた3月1日

 

食べることが好き!という理由だけで

食品メーカーばかり受け、

(しかも大手ばっかり)

 

でもその会社で何がしたいのかはわからず、

営業はたぶん向いてないし、

なんとなく楽しそうだからという理由で商品開発を選択し、

 

見事に全部落ちました。

(そりゃそうだ)

 

特に進む方向が定まらないまま、

4月、5月、6月と時は過ぎ、

周りの友人にも内定が出て、

就活を終える人が増えてきました。

 

優秀な人だと、もう何個も内定をもらっている人も。

 

そんな中、いまだに内定0の私。

 

さすがに焦るよね。

 

周りと比べるものじゃない。

 

自分の人生は自分の人生。

 

、、って頭ではわかってるけど、

 

毎日毎日リクルートスーツを着て、

おんなじような質問に答えて、

集団面接では、あーあの人絶対内定貰えるんやろうなあ、って

他の人達がみんな優秀に見えて、

自分が場違いにすら思えてきて、

そんな時に追い討ちをかけるかのように

送られてくるお祈りメール。

 

就活生にしかわからないしんどさ。

 

もう早く就活終わりたいな。

 

そんな風に思っていた時に唯一、

内定を貰えたのが前の会社でした。

 

"ホームセンターの販売員"

 

漠然とOLに憧れを抱いていた私にとっては、

接客業は真逆のような仕事。

 

仕事内容だけではなく、

シフト制、全国転勤あり

 

など、本当は自分が希望していた条件と異なるものばかり。

 

あの頃はたぶん、

これからの将来のことなんかよりも、

今この瞬間の苦しさから早く逃れたいという思いを優先してしまったのだと思います。

 

両親にも友人にも、

本当にいいのかと何回も聞かれました。

 

みんな私以上にわかってくれてたんだろうな、

私がしたい仕事はその仕事じゃないだろうということを。

 

今になれば気づくことも、

あの頃の私には気づけませんでした。

 

この会社でも、

何年か頑張って本部に行くとこができれば、

自分のしたい仕事ができるはず!

 

、、自分にそう言い聞かせて、

目の前の苦しさから逃げ、楽しさに飛び込むことを選んだ私は、その会社の内定を受け、就活を終えることを決めるのです。

 

 

次回、【入社前編】に続きます。