「働く自分をイメージする。」(自分が好きだと思える社会人になるために)
突然ですが、社会人のみなさん!
就活をしていたときに思い描いていた、理想の社会人になれていますか?
イメージしていた働き方ができていますか?
そして、就活生のみなさん!
自分が将来どのように働きたいか、イメージできていますか?
就活生の頃の私は、働く自分をイメージするということが十分にできておらず、そのまま就活を終えた結果、新卒で入社した会社をたったの10ヶ月で退職してしまいました。
(私の就活エピソードはこちらから。)
そこで!今回は私の過去の失敗を踏まえ、仕事選びの1つの考え方として、働く自分をイメージするということをお伝えできればと思います。
①陥りがちな考え方(こんな風に考えてませんか?)
(1)大手じゃないとダメ!知名度のある会社は安心!
これは特に就活生が陥りがちな考え方かと思います。
就活の情報が解禁される時期に、多くの就活生が飛びつくのが大手企業や知名度のある会社です。
もちろん、絶対にこの会社がいい!という強い意思がある場合はその思いを貫くべきですが、
周りに社名を言って自慢できるところがいいな…
あんまりよくわかってないけど、大手だったら大丈夫でしょ!
こんな風に考えている人は要注意です。
確かに、就活生の頃は友人が大手企業から内定をもらった話を聞いて、
「有名な会社!すごいなあ〜」と思っていた時もありました。
しかし、社会人になって働き始めると、会社名よりも、実際の仕事内容の方が断然大事です。
社名で一喜一憂しないこと!
大手だから、有名だから良いということではなく、自分が働きたいと思える会社を見つけることが大切です。
(2)勉強するのは学生で終わり!
社会人になってからも、案外勉強する機会は多くあります。
この分野だったら、自分が進んで勉強することができる!と思える業種、職種を選ぶのも1つの手かもしれません。
仕事は仕事!と割り切ったとしても、全く興味のないものを勉強するのはやる気がおきませんし、そんな状態で勉強したとしても、自分の身にはなりません。
よく耳にする"好きなことを仕事にする"ということはここに結びつくのではないでしょうか?
せっかくなら、自分が成長を実感したり、楽しいと感じることができる勉強をしよう!
(3)最低でも3年続けないと…
これに関してはあくまでも私個人の意見ですが、最低でも3年は続ける!と頑なになる必要はないと思うのです。
明らかに自分に合わないと感じているのに、自分の気持ちに嘘をつきながら働き続ける3年は、思っている以上に長いです。
何かが違うと感じているのなら、辞めるのも自分の将来のための1つの判断。
まずは転職サイトを見るなどして、視野を広げてみてはいかがでしょうか?
あなたが働く場所はそこだけではありません。
”辞める”と”諦める”は別物です。
②"仕事選びの軸"それはあなたの本心ですか?
就職活動の時によく耳にする"仕事選びの軸"。
業種、職種、社風、仕事内容、給与、休日、転勤の有無、福利厚生、知名度、資格や経験が活かせるか、成長できる場があるか、など…
人によって重視するものは様々だと思います。
しかし、面接で「あなたの仕事選びの軸はなんですか?」と聞かれた時の答えと、心の中で持っている本当の答えが異なっていることもあるのではないでしょうか?
給料が良いことです!
休みが多いことです!
…とは、なかなか答えられませんよね(笑)
ちなみに当時の私の仕事選びの軸はというと、
面接→風通しが良い。会社の理念に共感できること。
本心→完全週休二日制!転勤なし!!残業少なめ!!! でした。
”仕事選びの軸”として考えることももちろん大事なことなのですが、
なんとなくこの考え方は面接対策の表向きな考え方のような気もします。
本当にこれで良いのでしょうか?
③働く自分をイメージするってどういうこと?
ここで仕事選びの1つの方法として、"働く自分をイメージする"ことをオススメします。
"働く自分をイメージする"とは、言い換えると、自分がどんな風に働きたいかということです。
まずは、それぞれ自分の希望がどちらに当てはまるか下記の項目を選択してみてください。
①デスクワークなのか、立ち仕事なのか
②マルチタスクか、丁寧さ重視か
③個人プレーか、団体プレーか
④カレンダー通りの休みか、シフト制か
ちなみに私の理想は、①デスクワーク、②丁寧さ重視、③団体プレー、④カレンダー通りの休み です。
これは実は、就活生の頃と変わっていません。
しかし、私は就活を早く終えたいという気持ちを優先した結果、自分の理想とほぼ真反対な会社に入社しました。
(ちなみに、前職は①立ち仕事、②マルチタスク、③どちらとも言えない、④シフト制 といった感じでした。)
そして、働き始めると案の定気持ちのズレを感じ、
なぜ私はここで働いているのだろう?ここで私は成長できるのだろうか?という気持ちがどんどん膨らんでいきました。
もっと簡単に言うならば、オシャレな服を着て、デスクワークをして、休憩中にはコーヒーを片手に歩くようなOLさんに密かに憧れがあったんです。
え?そんなこと?と思われるかもしれません。
でも意外とこういうイメージって大事なんです。
ふとした瞬間に、
あの頃憧れていた社会人になれているなあ〜、今ちょっと自分かっこいいかも…
そう思えるだけで、ほんの少しだけ気持ちが楽になることもあります。
逆を言えば、理想と現実が全く異なってしまっている時は、自分が何のために頑張っているのか、何を目的に頑張ればいいのかを見失ってしまいます。
自分が何をしたいのかわからなくなった時は、
自分がどんな風に働きたいのか、
どんな風に働く自分なら好きだと思えるかをイメージすることをオススメします。
まとめ
・大手、有名な会社であれば良いということではない
・自分が興味を持って取り組むことのできる業種or職種or分野を選ぶ
・最低でも3年…と思う必要はない
・仕事選びの軸として固く考えるのではなく、自分がどんな風に働きたいか、どんな風に働く自分なら好きと思えるかをイメージする
いかがだったでしょうか?
1つ言っておきたいのですが、私は仕事を辞めることを勧めたいわけではありません。
理想と現実が違うのなら、なんでもかんでも辞めればいいのかというと、そういうことではないと思います。
しかし、理想を現実にする権利は誰にでもあるはず。
誰かに止められたとしても、貶されてとしても、結局働くのは自分。
今の場所で理想を求めて頑張り続けるのもよし、自分が輝ける新しい場所求めて辞める判断をすることもよし。正解はありません。
考え方の1つとして受け取っていただけると嬉しいです。
あなたが充実した社会人生活を送れますように。