ミユズだいありー

"書く"ことで自分を表現する

【在職編】新卒で入社した会社を10ヶ月で辞めた話。

 

※こちらは、【入社前編】の続きです。

 

読まれてない方はぜひ、こちらから!

 

meyou-diary.hatenablog.com

 

2020年2月末。

 

新型コロナウイルスの感染が急激に広まり、

卒業旅行やライブ、卒業式など楽しみにしていたイベントが全て中止になりました。

 

学生生活の最後の楽しみを不完全燃焼のまま、迎えた入社式。

 

入社式も本来であれば、本社に新卒全員が

集結して行われる予定でしたが、

店舗ごとのリモート入社式に。

 

WEB研修を終えれば、早速売り場へ。

 

しかしそこは私にとって

地獄のような場所でした。

 

コロナの影響で

毎日増加し続ける客数。

 

パーテーションが邪魔だと

文句を言われ、

 

個数制限を伝えると

逆ギレされ、

 

マスクを品出しすると

あっという間に群がる人々。

 

コロナってこんなに人を変えてしまうのか、

と恐怖すら覚えました。

 

そして生まれる「辞めたい」と言う感情。

 

でもその時点では入社してまだ間もないということもあり、

「辞めたい」とは何回も思ったのですが、

「よし、辞めよう」とはならなかったんです。

 

むしろ、レジしかしていないこんな状態で

辞められない。まだしたことのない仕事がたくさんあるし、それを経験するまでは、

という思いがありました。

 

それに、上司、先輩、パートさん、アルバイト、同期など周りの人達には本当に恵まれていました。

 

特にパートさん。

 

夏の暑い日には、「大丈夫?水飲んでる」と声をかけてくれて、

 

わからないことを聞いたときは、忙しい中でもとても丁寧に優しく教えてくれて、

 

たぶん、パートさんからしたら私が娘に近い歳だということもあって、本当に良くしてくださりました。

 

本当に人には恵まれた職場だったなあと今でも思います。

 

 

そんなこんなで、入社してから半年が経ち、

 

登用試験にも受かり、

 

担当の販売ラインも任されて、

 

忙しく働いていた11月。

 

仕事に慣れてきたこともあり、

漠然とした不安が出てきました。

 

あれ?私このままでいいのかな?

 

ここの会社で本当に成長できてる?

 

どこを目指せばいいの?

 

本部に行ける?OLになれる?

 

本当にしたいことはこれだった?

 

なんとなくこのままではいけない気がして、とりあえず転職サイトに登録。

 

通勤の電車やバスの中で転職サイトを眺めつつ、

 

それでも周りにはその思いを隠しながら、毎日働き続けていたその時、

 

同じ店舗で働く同期の1人から、1件のLINEが来ました。

 

仕事を辞めることになった。

 

 

次回、ついに【退職編】に続きます。