ピエロ恐怖症かもしれません。
私にはよく見る悪夢があります。
それは、見ず知らずのピエロから追いかけられて、逃げて、隠れる夢。
帰宅して、ドアを閉めようとした瞬間に
ガッと横から手が伸びてきて
ドアを閉めるのを遮られ、
恐る恐る横を見ると目の前にはピエロの顔。
なんとかドアを閉めるものの、
そこからずっとピエロに怯えながら過ごす。
そんな夢です。
あまりにもよく見るので、何か意味があるのかと気になり夢占いで調べてみることにしました。
〈夢占いで「ピエロ」が示すもの〉
調べてみると、ピエロの夢は"隠された気持ち"、"ユーモア"、"人には見せない真実の姿"を暗示しているとのこと。
ちなみに、ピエロの夢を見てポジティブな気持ちになったか、ネガティブな気持ちになったか、ということで意味合いも変わってくるようです。
私の場合は、ピエロから逃げて隠れるネガティブな感情が生まれる夢なので、
"厄介な問題を抱えてしまい、逃げ出したいと思っている心理状態の現れ"
(引用:https://neries-eu.org/archives/4005#toc13)
だとされています。
確かに、思い返してみると、仕事を辞めたい時、教習所に行くのが嫌になっていた時には頻繁にこの夢を見ていました。
しかし、この夢占いを読んだ時、私の中で1つ大きな疑問が。
〈ピエロにポジティブな感情を持つことなんてあるの?〉
というのも、私の中でピエロは怖いもの以外の何者でもないからです。
私のピエロ嫌いは幼い頃からひどいもので、
パレードでピエロが歩いてくるのを見つけるとそこから逃げ出し、
USJでは、フェイスペイントをしているゾーンに近づくこともできませんでした。
今はピエロを見て泣き出すことはなくなったものの、目の前にいきなり現れると後ずさりしてしまいます。
白塗りをしている人にも怖いと感じてしまい、できれば自分から近づきたくはありません。
(本当は、この記事を書く際にピエロの画像を載せようと思ったのですが、検索している時点でしんどくなってしまって無理でした、、(笑))
みなさんはピエロに対してこのような感情を持ったことがあるでしょうか?
そこで、私以外にもこんな思いを抱えている方がいるのか気になったので、こちらも調べてみることに。
〈「ピエロ 怖い」で検索してみた〉
すると、ヒットしたのは"道化恐怖症"というもの。
道化恐怖症(どうけきょうふしょう、英: Coulrophobia)は、恐怖症のひとつ。
メーキャップしたピエロを見ると、本来ゆかいなおどけものを象徴したそのキャラクターに対して極めて恐怖感を覚える病的な心理。
ピエロ恐怖症、クラウン恐怖症。
英語表記をカナ転記したコルロフォビアも用いられる。
(引用:Wikipedia
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/道化恐怖症)
日本ではあまり聞き馴染みのない恐怖症ですが、欧米ではサーカスが身近にあることもあり、米国では、7人に1人の確率でピエロが怖いと感じる人々が存在するとも言われています。
中には、ピエロを見ると動悸が激しくなり、泡を吹いて倒れる、気を失って失神するなどの症状が出る人もいます。
あのジョニー・デップもピエロ恐怖症を公言しているようです。
"米国では、7人に1人の確率でピエロが怖いと感じる人々が存在する"
この文章、大多数の人は「7人に1人か、結構多いな」と感じるのかもしれません。
でも私にとっては、「え?ピエロが身近なアメリカでも7人に6人はピエロを怖いと思わないのか、、、だとしたら日本では、ピエロを怖いと感じるのはもっと少数派?」という衝撃を受けました。
自分がこれまで当たり前だと考えていたことでも、実は自分が少数派な可能性もある。
少数派が悪いということでは全くないし、無理に多数派に合わせる必要はないけれど、
自分の中での常識が覆されるってなんか面白いなと気づくことができた瞬間でした。
最近は、あの悪夢を見ることはなくなりました。
もしかすると、自分が気づいていないうちに少し疲れが出ていたのかもしれません。
あのピエロに夢で出会わないようにするためにも、適度にストレスを発散しながら、日々を過ごそうと思います。
みなさんもよく見る夢があれば、調べてみてはいかがでしょうか?
何か新たな気づきがあるかもしれません。